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【2006.09.05 Tuesday 】 author : スポンサードリンク
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月面への着陸は人類の偉大なる一歩なのか
1969年にアポロ11号が月面着陸したらしい。それが人類の偉大な一歩なのか僕にはピンと来ないが、僕個人の偉大な一歩について記録しておきたい。



最古の記憶から僕の記憶は止まっていて、いつから言葉を覚え始めたのかは記憶の奥底に眠ったままだ。けれど僕が始めて歩けた日については幸いにも記憶の片隅に残っている。ネタじゃなくて。




僕が始めて地球を歩いた日
あるいは歩かされた日について



具体的に何故そのような段取りになったかは残念ながら憶えていないが、僕は外にいた。外はやけに風が強く、耳の中で風の音がゴーゴー鳴っていた(気がする)。
たしかあれは春だったはずだ。黄色いタンポポが道路の脇で咲いていたのを記憶しているからだ。僕は母ちゃんに抱かれながらそれを見ていた。視界の片隅には父ちゃんの姿もあった。


突然


母ちゃんと父ちゃんは当時の僕には理解しきれない言葉のやり取りを始め、共に同意した。今思えばそこで僕は泣くべきだったのかもしれない。夫婦の間で何を話したのか分からないが、母ちゃんは僕に向かって



「じゃあ挑戦してみよっか♪」




今一度考えてみて欲しい。僕は夫婦間で何が話されたかは分からないが、仮にも当時僕はまだこの世界で何が起きているのかすら把握出来ていないわけだ。自分が何故生まれたかすら分からず、これからゆっくりベビーベッドの中で考えてみようと思ってる年頃なのに関わらず、突然


「じゃあ挑戦してみよっか♪」


何に対する挑戦なのか。僕はこれから何が始まるか分からず困惑した顔を母ちゃんに見せたと思う。しかし返ってくるのは母ちゃんの煌びやかな笑顔ばかり。首を横に振ろうと笑顔増すばかり

不安になって父ちゃんの方に視線を流すと、父ちゃんも笑顔。たちが悪いのは数メートル僕達から離れて観戦しているではないか。大人ならば数メートルだが僕にとっては地球ほどの差はそこにはあった。

母ちゃんは僕を大地に降ろした。そこで僕は悟ったのだ。


歩かされる


僕はまだ不安定なバランス感覚で必死に大地に足を下ろし、アスファルトの感覚を味わった。またまた信じてもらえないのは千も承知だがスニーカーのサイズが合ってないんじゃないか?と思った記憶すら実は残っているのだ。(兄のおさがりの為)

僕が必死にバランスを保っている隙に、母ちゃんは父ちゃんの方へ走っていくではないか。一体何が始まるんだ?不安で顔が歪む僕。

すると母ちゃんと父ちゃんはその場にしゃがみこみ、



「おいで〜♪」



何をこの夫婦はとち狂った事を言っているんだろう。自分の子が恐怖心たっぷりの表情をしているのに関わらず。
先にも述べたが風が耳元でゴーゴー鳴る中、僕は無防備な状態で母ちゃんと父ちゃんの元に歩かなければいけないわけだ。選択肢はそれ以外にあるだろうか?強制とはこういう状態を言う。

僕は必死に母ちゃんと父ちゃんの元に向かって歩いた。横からは風が僕を襲い、少し横に流された記憶がある。必死に母ちゃんと父ちゃんの元へ足を進めた。その道のりは本当に遠く、いつまでも父ちゃんと母ちゃんの元に辿り着けない気すらしていた。そこで悪夢は起きた。僕が足元を見ていた瞬間にそれは起きた。



父ちゃんと母ちゃんは明らかに後ずさりしていたのだ!



あり得るだろうか。答えはノーだ。人として許せない行為である。僕が曲がった大人になったのはこのせいなのかもしれない。そして僕はその行為を見てついに

泣いてみた



その泣き声により僕は救われた。大地から離れ、母ちゃんの胸の中に再び戻る事が出来た。しかし、あいにく僕はそんな卑劣な行為をする母ちゃんの胸の中にいる事すら嫌でさらに泣いた。ベビーベッドに戻る為に…。

そして僕は泣いた事によりベビーベッドに戻る事に成功したのだ。




さて、完全な作り話のような話だろう。
実はこの事件は僕は納得がいかず、小学生の頃だろうか。両親に尋ねた事がある。現実にやはり起きていた話だった。そして何を思ったのか父ちゃんと母ちゃんは僕の記憶力を過大評価し、塾に通わされ、医者弁護士になるよう長期にわたり言い続けたのだ。



人類は月面に着陸し、人類の偉大なる一歩を月面に残した。
その一歩はこれからも永遠に語り継がれていくだろう。
僕の一歩は僕自身の記憶の片隅にしか残されていない。

けれど思うのだ

人はそれぞれ偉大なる一歩を成し遂げて成長している。

僕はそのそれぞれの一歩こそ評価してあげたいと。


なんて美しくまとめてみたけれども、信じてもらえなきゃどうしようもないね…。
【2005.03.02 Wednesday 23:08】 author : ポルキス佐藤
| 誤算 | comments(1) | trackbacks(0) |
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【2006.09.05 Tuesday 23:08】 author : スポンサードリンク
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この記事に関するコメント
Good site and good blog.Thanks
| OnlineSlot | 2006/03/17 12:11 PM |
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